このあいだ不動産屋めぐりをしたとき、手ごたえが今ひとつだったので、僕の今までの経験から部屋を探すポイントを整理して彼女に提案してみた。
候補地を絞る
一度に探す範囲が広すぎると移動も大変だし、比較がしにくいから、通勤できる範囲で、予算と希望の間取りに合う地域を近いところで3つくらいに絞っておく。そこで住むところが見つからなかったらまた候補地を見直せばよい。
住宅金融公庫融資物件を優先的に探す
融資時の規約で礼金や更新料を取れないことになっているので、礼金ゼロ更新料ゼロになる(敷金3ヶ月くらい)。その代わり家賃が高い可能性も、ある。
更新料がないということは4年6年と住むならお得だし、「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」によれば6年で壁紙などが減価償却されるので敷金も結構返ってくる可能性が高い。
不動産屋によってはいかにも滅多に出ない、なんて言われるけど地元密着型や自社物件を多く扱う中規模の不動産屋にいくと結構見つかったりする。
流通物件には手を出さず専任媒介物件を優先的に探す
あちこちの不動産屋で大勢の人間の目に触れていて競争が激しいので条件のいい部屋はすぐなくなる。
だから競争相手の少ない専任媒介物件を中心に探してみると、ひょっとしたら店頭に出る前に見つけられるかもしれない。そして良いものを見つけたらすぐ決められるように引越し前一ヶ月くらいに本格的に探し始めたほうが良い。それまでは情報収集と割り切る。
すべての条件を満たす物件はない
条件を上げたらキリがない。例えば、「絶対ゆずれない条件」と「あったらうれしいけどなくても我慢できる条件」で項目を挙げて整理すると比べやすくなる。
例えば「絶対ゆずれない条件」をすべて満たしているものを対象に、「あったらうれしいけどなくても我慢できる条件」を満たしているものを加点でチェックしていくと客観的に整理出来ると思う。
そうやっていけば、何が新しい部屋に必要なのか見極めやすくなると思う。
昨日の夜、彼女と上記のような話をしていた。
すると彼女は「お腹が空いた」と言った。
うん、僕も。って、オイ。