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2007年10月13日

オクサマは楽園に平和を!と叫んだよ

ソファでテレビを見ながらくつろいでいたらオクサマが脇から飛び込んできた。「あ、ダンナチンが邪魔されていやそうだ」と笑う。そして脇の間からさらにもぐりこもうとしながら「でもそんなの関係ねえ!」と叫んでいた。

関係ないなら邪魔されても仕方ない、と僕は一瞬納得しかけた。オクサマは、そこに生まれた隙を見逃さず、さらに進み、僕の膝の上に頭をおき、達成感にあふれた表情で一息ついた。 オクサマ パラダイス ピース
2007年11月20日

オクサマは電球に頬を染めたよ

「今日帰ったら部屋の電気が点いていて、ダンナチンが帰ってきてる!と思ってポワワってなった」

「でも自転車置き場にダンナチンの自転車がなかったから、あれ、って思ったんだ。けど一応念のため、ただいま!って元気よく玄関を開けたの。」「で、やっぱりダンナチンはいなかった」

僕は電気を消し忘れて会社に行っていたのだ。

「でも帰るときに電気点いているとちょっとうれしいね」

そしてその後注意された。
2007年11月30日

オクサマは悔しがったよ

オクサマの本を夢中になって読んでいたらオクサマが悔しそうにしていた。「オクサマを構え!」という。

オクサマの顔を見たら、実にいい「悔しい表情」をしている。オクサマは悔しそうな顔をするのが上手だよねと言うと、『お、ダンナチンがかまってくれはじめた』という顔をしながら「だって、オクサマは結婚してからずっと悔しくて歯を食いしばってるんだよ」「オクサマは追いかけられたいんだよ。なのにいつもダンナチンを振り向かせるために必死になって歯を食いしばってるんだ。そりゃうまくもなるよ!」と主張する。

そういえば、僕は悔しがった覚えがない。悔しい表情というものを作ったことがない。「ほらみろ、オクサマばっかり」というので、悔しい表情の作り方を習った。

「まず下唇を上の歯で噛みます」実演しながら説明する。「そして上唇を歯にかぶせます」「違うよ、もっと深く」と熱烈に指導する。完成した僕の顔に「いい!悔しそう!ダンナチンすごく悔しそう!」と喜んでいた。

そのまま僕が本の続きを読み始めようとしたらオクサマも同じ顔をした。
2007年12月10日

オクサマは妖しく笑うよ

僕がひどく疲れて帰ったらオクサマは元気を取り戻させようと世話をやいてくれた。

「はい、お茶」と温かいお茶を出し「はい笑って〜」と無理やり笑わせる。笑ってればそのうち楽しくなるよと言うのだ。そしてご飯を食べていると自分のおかずを分けてくれた。分けてくれたのはオクサマの好物のかつおだ。

「オクサマがやさしい!」とそこで初めて僕が驚くと心外そうに「いつも分けている!」と抗議してきた。「そんなことはない。むしろ好物は奪うじゃないか」と答えているうちについ僕は笑ってしまった。

するとオクサマが「お、笑った」と嬉しそうにする。

「ダンナチンが疲れてへこんでると困るんだよ。ダンナチンを疲れさせてへこませていいのはオクサマだけなんだよ!」と叫び「ダンナチンをへこます為にはまず元気にしないとな」と妖しく笑っていた。
2007年12月26日

オクサマは僕の存在を確認したよ

ようやく春から続いた仕事が落ち着いてきた。20時ころには帰宅して一緒にご飯を作ったり話をしたりしていたらオクサマが叫んだ。

「やっとダンナチンが帰ってきた!」

毎日帰ってきていたよ、と僕が笑うと「いいえ、あれはダンナチンではありませんでした」「抜け殻でした」「どこに行ったの!?ダンナチンを帰して!とか思ってた」という。

「やっぱりこういう時間は大切だよ。ダンナチンと話したり一緒に話ているとリフレッシュできる」「仕事の後なのにまるで休みの日みたいに感じる」

そういえば僕もそうだ。お互い仕事があって仕方ない部分もあるけれど、時間を作るように意識しておいたほうがよさそうだ。
2008年02月13日

僕はオクサマと笑うよ

オクサマと落語に行った。二人とも興味がある落語家の独演会だ。

実は二人で観劇する類のデートはあまりしたことがなかった。それまで映画とバレエをそれぞれ一回ずつ一緒に観にいったことがあるくらいだった。静かに鑑賞すると自宅にいるときのように観ながら感想を交換できないので、少し窮屈に感じていたのかもしれない。

だから落語は初めての、そして珍しいデートだ。隣り合った席に二人で座る。始まる。ちょっとずつ話に引き込まれる。オクサマが笑う。僕も笑う。オクサマが隣で笑っているのを感じていた。

予想していたよりもずっと楽しかった。
2008年02月14日

オクサマは策を弄したよ

仕事を終えて帰宅した。リビングに顔を出すと、オクサマが夕食を作っていた。

「ただいま」「いいにおい」そういいながらキッチンに入ると「お帰り」「お願いがあるの」「お茶入れて欲しいんだ」オクサマに頼まれた。手が離せないようなので快く引き受けお茶っぱの入っている棚を空ける。

いつも飲んでいるお茶のビンの前に紙袋がある。「今日は休みだったし、出かけてきたついでに新しい紅茶でも買ったのかな」そう思いながら脇によせてビンを取り出す。突然「だめだよ、よけちゃ!」とオクサマに怒られた。

紙袋をもう一度良く見る。バレンタインデーのチョコレートだった。「サプライズなのに!気付けよ!」とオクサマは憤慨するポーズをとる。その一方で僕は予想外のことに驚いてほほを緩ませてしまう。オクサマはそれを見て満足そうに笑う。
2008年02月16日

オクサマは無の境地に到達したよ

早速オクサマからもらったチョコレートを頂く。美味しい。「半分、味見する?」と差し出すもののオクサマは受け取らない。唇に押し当てるが首を振る。「だってダンナチンにあげたんだもん」と言う。

ありがたく頂いていると、そっぽを向き横目で僕を見ながら「早く食べて!」「我慢するのも大変なんだよ!」と言い、目を閉じて堪えていた。

僕が再び差し出すと目を閉じ首を振る。「奪ってしまわないように、いつも食べない味を選んだんだから、私の決意の程がわかるだろ?」そういいながらさらにまぶたに力をこめる。

「無です。オクサマは今、無の境地に達しています」僕がチョコレートを食べるとオクサマは無の境地に達する。

近づくと「いやー、ダンナチンから良い匂いがただよってくるー!」ともだえていた。
2008年03月19日

オクサマはホワイトデー前倒しを図ったよ

ホワイトデーの二日前、iPod nano を買う。包みを手に帰宅し、オクサマにこれ見よがしに見せびらかしながら「これはホワイトデーのプレゼントだから空けちゃ駄目だよ」と言ってみる。

家電量販店のギフトラッピングなのでオクサマには中身はバレバレだ。目をみはりながら「オクサマの!?オクサマの!?」と大喜びするので「そう、あさってからはね」と意地悪く笑って見せた。

オクサマは口を尖らせながら、僕をじーっと見つめる。しばらく考えながらどうやって奪い取るか考えていたのだろう、「そういえば我が家は笑わせたら勝ちだったよね!」「頑張る!」と突然僕に勝負を挑んできた。

なぜホワイトデーのプレゼントを前倒しに受け取ることに同意していないのに、笑わせたら可能になるのか僕にはまったくわからない。無から有に転じさせるオクサマの理不尽さに大笑いした僕は、負けた。
2008年05月08日

オクサマは諸手を挙げて僕を歓迎するよ

オクサマが仕事で僕が休みの日。洗濯物をランドリーボックスに放り込もうと廊下を歩いていたらいいタイミングでオクサマが仕事から帰ってきた。

おかえり、と声をかけると「おでむかえだー」とうれしそうに手を広げ天を仰ぎあらん限りの喜びを表現した。

それに応えるべく、まず僕は洗面所に入り洗濯物を置いた。気配が消えたことに気づき、オクサマが視線を戻す。僕は両手が開いたのでオクサマの元に向かう。

遅かった。

すべてが、遅かった。「洗濯物なんてほっとけよ、まずオクサマだろ、オクサマ」と頬を膨らませていた。
2008年08月17日

オクサマは一泊して気がついたよ

オクサマが友達と泊りがけで遊びに行った。帰ってくるときに、駅まで迎えに行った。「ただいま!」 楽しそうなオクサマのお土産話を聞きながら、一緒に部屋まで帰った。

話が一段落したところでオクサマが気づいた。「なんかダンナチンがうれしそうだ」「もしかしてさびしかったの?」「オクサマが帰ってきてうれしいの?」僕が笑いながら認めると「ふっふっふ、たまには泊りがけで出かけるか」と笑う。

二人でお茶を飲みながら、続きの話を聞いていた。しばらくしてオクサマが気づいた。

「もうオクサマがいることに慣れただろ!」

「くそー、一週間くらい逃亡してやる」と悔しがっていた。
2008年08月22日

オクサマの誕生日を祝うよ

8月はじめ、オクサマに誕生日プレゼントに欲しいものを聞くともじもじしながら「電子辞書」という。しかも今すぐに欲しがっている。

「今年も早いね」と笑うと「今年は8月まで我慢したもん!!!」と反論される。そういえば2ヶ月前だったこともある。気を取り直して「今年も電子機器だけど女子として問題ないか」と確認するがそれでも欲しいという。オクサマと家電量販店に出かけてオクサマの目的に合うものを選んでプレゼント。

そして誕生日当日。僕が仕事で帰宅が遅くなるとオクサマに伝える。ちょっと残念そうにするオクサマの声を聞いたあと、こっそり注文してあったケーキを持って帰宅してみた。喜ぶオクサマと「オクサマはチョロイな!」と笑いながら一緒にケーキを食べた。
2008年09月20日

オクサマに電話したよ

珍しく泊りがけの仕事があった。夜にメールをした。そして朝起きてオクサマに電話して、むにゃむにゃ眠そうなオクサマと会話した。最後僕が「声が聞けてよかった」と言いながら電話を切ろうとするとオクサマが照れていた。

結婚して数年。毎日顔をあわせるのが当たり前になっている。でもこれはすごいことだとも思う。帰ったらオクサマは「今日は声が聞きたいって言われた!」「あ、ちがう。勝手に変換してた。」と笑ってた。
2009年07月06日

オクサマはジャーナリズムに目覚めたよ

オクサマが加圧ボールペンを買った。

「いいでしょ、上向きでも書けるんだよ」

アウトドア向けの製品で、圧縮空気で書きやすくするらしい。

「ダンナチンも使う?ゴルフとかで」というので「鉛筆使うからいい」と断ったら、オクサマは頬を膨らませ、早速加圧ボールペンで新聞の一面記事で不満の意を表した。

新聞一面

「でも、ほら、鉛筆じゃ改ざん出来ちゃうじゃない!」というので「マーカーがいるからそんなこと出来ないよ」って言うと、追加見出しが躍った。

新聞一面

「そうやってダンナチンはオクサマの買ったものをうらやましがらない!」と言い、「その罪を全世界に暴く!」とオクサマは僕に迫った。

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