今年もクリスマスイブに大掃除した。その後二人で食材やケーキを買いに出かけた。話は自然とクリスマスプレゼントに及ぶ。すると、オクサマは携帯電話を買い換えたい内なる欲求を思い出した。そして家電量販店の店先で携帯電話を見て、その思いがとまらなくなった。
実は一ヶ月ほど前に、お互いのクリスマスプレゼントとして半額ずつ出し合い、テレビとHDDレコーダを購入している。アナログテレビのラインナップがだんだん減ってきたこともあり、買い替える最後のタイミングだと考えたのだ(二人とも現時点で地上派デジタルを見たい欲求はない)。
一人暮らしの時より部屋が広くなり、14型のテレビ画面が小さく感じられるようになってきたとはいえ、お互いどうしても必要な電化製品だと思っていなかった。しかし、買い換えられたら便利だと考えていたので、クリスマスプレゼントとして罪悪感なく財布の紐を緩めようと考えたのだ。
そう、それをお互いに確認したはずだった。しかしクリスマスイブの家電量販店でオクサマは僕を見て言った。
「朝起きたらサンタクロースが、オクサマの携帯をSO903iへ機種変更しておいてくれないかな」
前振り無視で、しかも難易度が高い。僕はテレビとHDDレコーダのことに言及するが、「サンタクロースへのお願いをつぶやいているだけだよ」と言う。
次の日のクリスマスの夜、オクサマが寝たのを見計らい、僕はオクサマの携帯電話を取り出した。そして[SO903i]と書いた紙を、丁寧に貼り付けた。今日からこの携帯電話を[SO903i]と呼ぶことになる。オクサマの願いは叶えられた。
朝起きたオクサマは紙に気づいた。僕の説明を聞いて「ちがーう!」と鼻息荒く紙をはがして丸めて捨てようとした。
しかし、裏に「引換券」と書いてあるのに気がつき、頬を染め、いそいそと紙をバッグに仕舞い込んでいた。
2006年12月27日
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オクサマにはステキなサンタさんがきたのですね、、いいなぁ。
こちらを読んだ後、だんな様に「そういえば、yuupinにはサンタクロースがこなかった!」と話したら、「大人になったら、サンタクロースさんは起きていて手渡しできる人にしかこないんだよ」といわれました。
納得できません!
だって、オクサマは寝ているじゃないですかー!
コメントありがとうございます。それは……残念でしたね。
しかし、「サンタクロースは大人には手渡し」、この論拠が示されていません。まずはこの説明を求めてみてはいかがでしょうか。
あと、もしそれが事実だったとした場合、あえて違いを考察すると『オクサマはいつだって寝ている』と言うことでしょうか。あと実はオクサマは子供だったと言う可能性も否めません。
↓
ダンナチンはやさしいな
↓
あくまで決めたことは通すのか。
でもそれはそれで正しいし立派だよな
↓
ダンナチンはやさしいしオクサマはかわいいな
ちょっと落ち着いたところで本当にSO903iが必要なのか尋ねる
↓
音楽を携帯で聴かないことに気が付き、オクサマ落ち着く。
↓
他に気に入るのがないので買わない。
↓
僕が腹黒かった。
> Зさん
と言うことになっております(笑)
そ、そんなオチがあったなんて・・・
オチっていうか、策略?
腹黒サンタさん・・・( ノД`)
そう、腹黒いのです。ドス黒いです。
大人同士の攻防は、ドス黒いのです。仕事とかでそういうスキルを身につけてきていますから(笑)
ええ、ぼくもそう思って聞いたのですがテレビはそんなに見ないからいいそうです。残念。
オクサマが「この引換券はコートと換えられるだろうか」と言っています。