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2006年12月04日

オクサマは喜びを抑えきれなかったよ

仕事からの帰り道、僕はいつもビアード・パパの前を通る。ここではオクサマが好きなシュークリームを売っている。いつもは素通りするのだけれど、その日、新作のシュークリームを販売していたのに気づき、同時に最近買っていないことに思い至り、それを含めていつもより多く買って帰った。

帰宅して、僕がシュークリームの箱をアピールすると、気がついたオクサマは満面の笑みを浮かべて万歳をする。

そしてオクサマは「いつもより箱が大きいよー!」とうれしそうに箱を開けはじめた。


「あ、いけね。よだれでちった」

オクサマは喜びを抑えきれなかった。
2006年12月06日

オクサマは僕を呼ばないよ

隣の部屋で作業をしていたら、リビングでオクサマが「ニャー」と鳴いた。

呼ばれたと思って作業を中断し「僕の妻はニャーと鳴くんです」と誰言うともなくつぶやいてリビングに向かうと「私の夫はニャーと鳴くと反応するんです」とニヤッと笑う。

「でも呼んでないよ」

呼ばれたと思ったのに、と僕が戻ろうとすると、オクサマはホットカーペットの上でひっくり返ってまたニャーと鳴いた。

「でも呼んでないよ」

僕は作業を中断したよ。
2006年12月12日

ボーナスの使い道を考えるよ

冬季賞与と特別賞与が出た。オクサマに報告すると「お疲れ様でした」とねぎらってくれた。

僕は、当面大きな出費予定がないのでほとんどを貯蓄・資産運用にまわすことと、少しだけ二人で使おうと提案してみた。年末年始にかけて、二人とも友人の結婚式に招かれていたり帰省やお歳暮を贈ったりと、出費が続くので余り贅沢は出来ないけれど、一昨年の引越しや去年の結婚式ほどの出費はないこともあり少し気持ちに余裕がある。

ここ一年以上旅行に行っていないし、ちょっとゆっくりもしたい。もしくは、お小遣い制になって前より自由に本や洋服が買えず、ちょっとストレスを感じているオクサマをねぎらいたい。そう思って二つほど候補を挙げてみた。
  • 本や洋服や靴の買い物
  • 二泊三日温泉旅行
するとオクサマは、「買い物は一時ストレスがまぎれるけど普段の生活に戻ったら元通りだし、いいや」と言い、「旅行も、せっかくの機会だから、良い旅館に泊まりたいって思う。でも分不相応な気もするし、なかなか二人の休みも合わないしなー」と言う。

そして、しばらく考えて「ダイソンの掃除機を買おう!」と言った。今使っている掃除機はオクサマが一人暮らしのときに求めたスティック型だ。結婚してから、掃除のしやすさを考えて買い替えを検討したときもあったけど、思い切りがつかず、タイミングを逃したままだった。

オクサマは「温泉一回分って考えれば、長く使える掃除機の満足感のほうがいいよ」という。僕はそれに賛成した。二人で「ダイソン、ダイソン、ダイソン」と声をそろえながら、比較検討を始めた。


2006年12月13日

オクサマの足の裏から根が生えたよ

僕もオクサマも、新しく買ってきた本を読み始めると、なかなか止まらない。昨日のオクサマはまさにそれだった。オクサマにそろそろ風呂に入って寝よう、と声を掛けるが生返事をして動かない。

そこで、僕は、ホットカーペットの上で丸まって本を読んでいるオクサマをいつもの方法で立ち上がらせた。僕が簡単なもんだと得意気になる一方で、簡単に立ち上がらされてしまったオクサマは頬を膨らませ憮然とした表情を僕に向けてきた。

そしてオクサマは足を踏みしめ、僕がいくら促しても、動かなくなった。そして、足元を見つめ、もう一度僕を見てオクサマは口を開いた。

「あーあ、足の裏に根が生えちゃった」「うごけないっ」


寝起き大戦争に続く、新たなる戦いの火蓋が切って落とされたようだ。

早速、僕は、根が生えたオクサマを、後ろから抱え込んで引っこ抜いて運んだ。

ピギァアァァーッ!
2006年12月26日

今年もお歳暮を贈るよ

毎年お歳暮の品選びは悩ましい。

僕とオクサマの間では、ささやかながら感謝の気持ちを伝える、ちょっと高価で美味しい食品を贈るという共通認識が出来ている。自分たちがもらう立場になって考えると、高価過ぎる品や趣味の合わない品をもらっても困る。だけど食べてなくなってしまうなら多少好みを外しても困ることも少なく、感謝の気持ちを伝える品としてはちょうどいいと考えているのだ。

しかし、範囲を狭めても選ぶのは難しい。無難なのはお茶、ハムだと思う。だけど僕の両親からは贈った後、気に入ったとも気に入らないとも反応が見えないこともあって、今年も同じ物でいいのかとオクサマは悩む。

結局今年はぎりぎりまで悩み、ゴディバのチョコレートを贈った。
タグ: お歳暮
2006年12月26日

オクサマは僕と遊ぶよ

「ダンナチンと出会ってから、私はよく歯を食いしばっているような気がする。」

そういえばよく体当たりされたり、しがみつかれたりしている。

オクサマは「必死に食らいついていかないと構ってくれないからね!」と僕をけん制しながら「あとダンナチンが頑丈そうだからつい突進したくなるんだよね」と笑う。

僕は、子供のころによく木に登って遊んだ感覚を思い出した。そういえば「そこに山があるから登るんだ」と言った登山家もいた。

オクサマは、僕が頑丈だから突進するよ。
2006年12月27日

クリスマスプレゼントを贈るよ

今年もクリスマスイブに大掃除した。その後二人で食材やケーキを買いに出かけた。話は自然とクリスマスプレゼントに及ぶ。すると、オクサマは携帯電話を買い換えたい内なる欲求を思い出した。そして家電量販店の店先で携帯電話を見て、その思いがとまらなくなった。

実は一ヶ月ほど前に、お互いのクリスマスプレゼントとして半額ずつ出し合い、テレビとHDDレコーダを購入している。アナログテレビのラインナップがだんだん減ってきたこともあり、買い替える最後のタイミングだと考えたのだ(二人とも現時点で地上派デジタルを見たい欲求はない)。

一人暮らしの時より部屋が広くなり、14型のテレビ画面が小さく感じられるようになってきたとはいえ、お互いどうしても必要な電化製品だと思っていなかった。しかし、買い換えられたら便利だと考えていたので、クリスマスプレゼントとして罪悪感なく財布の紐を緩めようと考えたのだ。

そう、それをお互いに確認したはずだった。しかしクリスマスイブの家電量販店でオクサマは僕を見て言った。

「朝起きたらサンタクロースが、オクサマの携帯をSO903iへ機種変更しておいてくれないかな」

前振り無視で、しかも難易度が高い。僕はテレビとHDDレコーダのことに言及するが、「サンタクロースへのお願いをつぶやいているだけだよ」と言う。

次の日のクリスマスの夜、オクサマが寝たのを見計らい、僕はオクサマの携帯電話を取り出した。そして[SO903i]と書いた紙を、丁寧に貼り付けた。今日からこの携帯電話を[SO903i]と呼ぶことになる。オクサマの願いは叶えられた。

朝起きたオクサマは紙に気づいた。僕の説明を聞いて「ちがーう!」と鼻息荒く紙をはがして丸めて捨てようとした。

しかし、裏に「引換券」と書いてあるのに気がつき、頬を染め、いそいそと紙をバッグに仕舞い込んでいた。
2006年12月30日

オクサマは仕事上がりの僕を出迎えたよ

ある日、僕は泊りがけの仕事に出かけた。次の日の夜、帰って、ただいまって言った。

オクサマは「ダンナチンはずるいなー、一日家を空けただけでこんなに求愛されて」と僕にしがみつき、絡めとり、抜け出せないよう関節を極めながら言う。

「いないと困るんだよ!ダンナチンがいないときに一人でニャーとかいって引っくり返っていたらただの怠け者になっちゃうから出来ないんだよ!」「だから、ニャー!」

オクサマは僕におかえり、と言ったようだ。
2006年12月31日

僕とオクサマは宝くじを照会するよ

大晦日、テレビをつけたら年末ジャンボ宝くじの抽選会がテレビ中継されていたのに気付いた。早速、発売日に購入した10枚を取り出し、オクサマと視聴した。

今まで見たことはなかったのだが、案外楽しい。宝くじの醍醐味は買ってから発表があるまでの妄想にあるのだと思っているのだけれど、抽選会の中継を見ながら結果を知るのは数字の羅列を見るのとは違って興味深かった。

ちなみに二人の妄想の内容は「奨学金完済」と「休職して大学院復帰」であった。ささやかな夢であるがかなえるためには最低1000万はかかる。テレビを見ながら「助けてイッセンマーン!」とオクサマは叫ぶ。

結果は、もちろん、外れだった。イッセンマンはミニロトのイメージキャラクターなのでジャンボ宝くじには関係がない。

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