RSS このブログをはてなアンテナに追加 このブログあるいはエントリをはてなブックマークに追加 人気blogランキング
2006年08月01日

オクサマはピノに心を奪われたよ

オクサマより早く帰宅できたので、僕は買い物をして夕食の準備を始めていた。野菜の下拵えが終わったころに疲れ果てたオクサマが帰宅した。作る予定のメニューをオクサマに確認しながら、オクサマをキッチンに呼び寄せた。

「呼びつけるからにはそれなりの理由が必要だぞー」とオクサマがヨタヨタ寄ってきたので、さっき買ってきたばかりのオレンジジュースをコップに注いで差し出した。オクサマは「おお!ありがとう!」と飲み干した。これが呼びつけた理由になるか尋ねたら「もっと……」と要求があったので、冷凍庫を開いて一緒に買ってきておいたピノを見せた。

オクサマは納得し、「寝る前に、ピノ、食う!」と叫んだ。去年より一ヶ月遅いピノの季節が我が家にやってきた。
タグ: pino
2006年08月02日

オクサマは弱った僕を食べるよ

普段は無洗米を使っているのだけれども、普通のお米をもらったので最近はそれを使っている。夕食後、お米を研いだ研ぎ汁をタライに注ぎ、使い終わった食器をつけていた。するとオクサマが「節水?でも研ぎ汁だと余計に汚れて水を使うことにならない?」と聞いてきた。祖母がそうしていたので無意識のうちに僕も倣ったのだが、理由を考えたことがなかった。

きっと歯磨き粉と一緒で細かい粒子で擦ると汚れが落ちるんだよ!とその場で思いついた理屈をこねたらオクサマに「今考えただろ?」と見透かされた。僕がその場しのぎだったことを認めると「ダンナチンはいつも論理的論理的って言うくせに、時々思いつきで行動したりするんだよなー」と僕を攻撃してきた。確かにその通りだ、と思い、反論できずに黙り込んだら「あ、ダンナチンが黙り込んでいる」「弱っている、弱っている」と笑う。そして、僕の頭を撫でて慰め始めた。

「ふふふ、オクサマが弱らせてオクサマが慰めるシステムはすばらしいなー」と楽しそうに笑う。

そして、「弱ったところを、食う!」といい、オクサマは腕を大きく振りかぶり、川で鮭を狙う熊の動きを模しながら「がうっ!がうがうっ!」と吼えた。

今日も我が家は平和だった。


油汚れに研ぎ汁を使うのは有効とのことです。「ヌカが油分を吸着し油汚れが良く落ちる」などの理由が考えられるようです。
油汚れにはとぎ汁で
お米のとぎ汁で洗剤いらず!

2006年08月03日

オクサマは誕生日プレゼントに思いを馳せたよ

オクサマの誕生日が近い。先月あたりからオクサマが「誕生日……」とモジモジし始め『のの字』を書きはじめた。今年も?と僕が笑うと「今年は一ヶ月我慢した!」と主張する。相変わらずオクサマの主張は自由があふれ、そして僕が思いもよらない論理展開を見せており、僕の心に届く。

その次の休みの日、プレゼントは何が良いかと話をしながら二人で買い物に行くことにした。しかし、オクサマは気に入るものにめぐり合うことができなかった。「ネックレスが欲しいんだけれど、心躍るデザインが見つからないなー」といいながらウィンドウショッピングを続け、「本当に欲しいものが見つかるまでは保留にしよう」と言う結論に至って二人でお茶を飲んで帰ってきた。

しかし「スポンサーがいるのに買い物ができないこのもどかしさったら!」とオクサマは苛立ちを僕の脇腹に向け指を動かした。くすぐったさに悶える僕を見て、オクサマは「機嫌が直った」と笑った。
タグ: 誕生日
2006年08月04日

僕はオクサマのコンタクトレンズをケアするよ

コンタクトレンズの保存液を買い換えたオクサマ。今までは寝る前に消毒液と中和錠を一緒に入れておくだけだったけれど、今度は消毒して10分したら取り出して中和しておく必要があるらしい。

「いい?このアンプルを切って半分注ぐと、消毒できるからね」とオクサマは僕に利用方法を説明する。一通りの説明のあと、オクサマのコンタクトレンズのケア手順を僕に説明する理由を尋ねたらにやっと笑った
2006年08月06日

僕はオクサマの心をつかむよ

オクサマが不意に僕に話しかけ始めた。「ねえねえ、ちょっと汚い話なんだけどさ、聞きたい?」汚いとわかっているのに聞きたいわけがない。僕が断ったらオクサマが不平そうな声をあげた。その声に苦笑いして、僕は話を促した。しかしオクサマは機嫌を損ねたままだった。今度は僕が話をしてくれるようにお願いしても「もういいの!」「しゃべらない!」と言う。

「オクサマは、話したいわけでも聞かせたいわけでもないんだ。聞いてほしいんだね?」

僕がこう言うと「なにそのオクサマの心を的確に表現するフレーズ」「心を鷲掴みされた」とオクサマは笑う。そして「そうだよー、言いたくはないんだよ、だけど聞いてほしいだけなんだよ」といいながら話を始めた。

汚かった。鷲掴んだのに。
2006年08月08日

オクサマは猫の仕事を実践するよ

僕がソファでネットサーフィンをしていたら、オクサマが僕の膝の上に滑り込んできた。そしてディスプレイへの視線をさえぎるように横たわり、僕の麦茶を注いだそばから奪い飲み、膝の上であらん限りの自由を満喫しはじめた。広げた新聞の上に座り、読むのを邪魔する猫のようだった。オクサマにそう伝えたら「猫も同じなんだ」と笑っていた。そしてひとしきり満足感を得たところでオクサマは自分の作業に戻った。

僕がソファで漫画を読んでいたら「猫の仕事!」と言いながらまた滑り込んできた。そして同じように自由を満喫し作業に戻った。僕が、再び続きを読み始めると、オクサマも再び「猫の仕事!」と叫ぶ。

三度繰り返したころ、「猫の仕事のおかげでちっとも自分の作業が進まない!」とオクサマが困っていた。
2006年08月09日

僕は命がけでオクサマをベッドから引っこ抜くよ

最近、僕がオクサマを起こそうとすると、起きたくないオクサマは四肢を踏ん張り、体を捻って抵抗するようになった。

しかしいつも抵抗むなしくオクサマはベッドから引き抜かれ、そしてオクサマは「ピギァアァァーッ!」と悲鳴を上げる。

2006年08月13日

オクサマはトーストしたよ

まいにちトーストレンジが届いた。早速パンを焼いた。オクサマは「カリカリだー!」と歓声を上げた。僕らは、前日の夕食の海老サラダやドライカレーをトーストの具に転職させて食べた。

2枚食べてお腹がいっぱいになったオクサマは、残ったパンを前に「焼きすぎた」とつぶやいた。僕が食べた。

2006年08月16日

オクサマはキッチン用品を欲しがったよ

オクサマは間近に迫る誕生日にプレゼントして欲しいものを考えていた。僕は当初、オクサマが最近欲しがっているフットマッサージャをプレゼントすることも考えていた。でも「欲しいんだけど二年続けて電化製品の誕生日プレゼントは女子としてちょっと寂しい」「もっとわくわくしたいの!」と言う主張により保留となっていた。

でもアクセサリや服などのは自分で買ってしまうこともあって、なかなか気に入るものがすぐに思い浮かばないようだった。そうして数日たったとき、オクサマは食器を洗いながら「キッチン用品にする!」と宣言した。

「欲しいお皿があったんだよね。あと大きいオーブンレンジも買ったしお菓子作りもしたいんだ」と言う。それらは二人で共有して使うものだし、誕生日プレゼントとしてはちょっと物足りない気もする。僕がそれを確認したら「誕生日プレゼントってことなら普段買わないようなプラスアルファのあるものも堂々と買えるからいいの」と言う。

「ダンナチンは必要じゃないものにはすぐ財布の紐を縛るからさー」と言いながら、自分の好みのものを自由に選べる喜びを堪能していた。今度の休みに、一緒に買いに行くことにした。
タグ: 誕生日
2006年08月18日

オクサマの誕生日を祝うよ

ベリーベリーベリースワンケーキ誕生日の三週間前、僕はオクサマが眠りにつこうとしているタイミングを見計り、どんなケーキが好きか、聞いた。

「フルーツケーキよりね、ベリーケーキが好き」「ストロベリーとかブルーベリーとか」「あとは生クリーム」「ニャムニャム……」

そして当日、4種類のベリーを使った生クリームケーキが届くことを告げたとき、オクサマは驚いていた。リサーチした経緯と、眠る間際なら聞き出しても忘れてしまうだろうと思ったことを説明したらオクサマは大笑いしていた。予想通り、オクサマは聞かれたことすら忘れていた。

「なぜそのリサーチ力をキラキラするプレゼントに生かさない!」「キラキラ!」

オクサマは楽しそうに笑っていたよ。
タグ: 誕生日
2006年08月26日

オクサマは抱きつきメソッドを開発したよ

ソファに座って本を読んでいたら、お茶を淹れてきたオクサマが「あぁ!事故が!」といいながら僕に接触し、倒れこみながら僕の唇を奪った。

「偶然の事故だからね、事故」「仕方ないよ」

食後の皿洗いをしていたら、お皿を下げに来たオクサマが「あぁ!事故が!」といいながら僕に接触し、抱きついた。

「我が家は事故が一杯だー」といいながら、そのまま抱きついて離れなかった。
2006年08月29日

オクサマの夏が通り過ぎたよ

夏生まれのオクサマは夏が大好きだ。

だけど先日、オクサマは熱発で数日寝込んだ。ちょうど夏休みだったオクサマは夏休みの予定を全てキャンセルし、回復に努めた。だけど回復する間にオクサマの夏休みは終わり、処暑を迎えて暑さが落ち着きを見せ始めた。

「オクサマに断りなく夏が終わっていくー!」と嘆いていた。

僕が気圧配置に成り代わって「秋が来るよ」と一言断ったら「許さない!」と却下された。今年、我が家は秋が来ない。
2006年08月31日

僕は話題の映画を見るよ

二週間ほど前、僕がゲド戦記Wiki監督日誌を見比べて、オクサマと会話をしようとしたらオクサマに諭された。「原作はともかく、キミはまだその映画を見ていないだろ?それなのに興味本位で人の感想を話題にするのは良くないよ」「キミの悪い癖だ」と言われた。確かにその通りで、反省していたら、オクサマは「よし!そんなキミに課題だ。その映画を見てきなよ」と提案してくれた。

そして今週、上映に間に合う時間に仕事が終わったので、映画を見て帰った。帰宅後、オクサマに報告しようとしたら、二週の間に体調も崩したこともあり、きれいさっぱり課題を出したことを忘れ去られていた。しかし何とか思い出してもらい「ダンナチンは良く覚えていてえらいな」と褒めてくれた後「それで、どうだった?」と聞かれた。

僕は「原作とは違う背景と切り口だったけど、人物描写が丁寧で感情移入しながら見られた。楽しく笑えて、少しせつなくなった」と時をかける少女の感想を伝えた。

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。