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2006年07月02日

オクサマは夏の到来を予感したよ

家に帰ったらオクサマがハグの体勢で出迎えてくれた。しかし、この日は蒸し暑く、駅から歩いて帰宅したばかりの僕は、結構な汗をかいていた。そう告げると、オクサマはちょっと考えて、寝室のタオルケットを身にまといはじめた。そして「さぁ!来い!」と身構えた。

苦笑しながら僕は応じた。そしてオクサマは「首が!首が!首がネッチョリする!」とタオルケットで覆われなかった首の不快感を訴え、身悶えた。
2006年07月04日

オクサマは千日手に陥ったよ

「歯磨きしてないよ」

僕がベッドに横になり寝ようとすると、オクサマは寝間着に着替えながら指摘した。

しぶしぶ僕が起き上がるとオクサマは「まだ行っちゃだめ!一緒に歯磨きをするの!」と声を掛ける。しかし、僕が聞こえなかった振りをして洗面所に行こうとするとオクサマはしがみついて僕を止めてきた。

「オクサマは何回か言われてやっとコンタクトをはずすのに、ダンナチンは何で言われたらすぐ動くんだ?」「困るんだよね、勝手なことをされると!」とジャイアニズムあふれる苦情を言いながら、笑って僕を押さえ込む。

「着替えるまで待って……いや、でも手を離して着替え始めるときっとダンナチンは逃げてしまう。」「でも着替えないと洗面所にいけない。」「でも着替えられない。」「困った。」

オクサマは一人で千日手を展開した。

「ぐー。」

オクサマは寝たふりをしてうやむやにした。
2006年07月06日

オクサマは姓が変わったよ

オクサマは、逃げた僕を洗面所に追いかけてきた。そして「何で言われたら、すぐ歯磨き行っちゃうんだよー!お前は 出来杉くん か?」と僕をからかう。

しかし、そこでオクサマは気がついた。「と言うことは結婚しているオクサマも自動的に出来杉姓!」

「いやー、私の人生においてまさか出来杉と呼ばれる日が来るなんてー。何もしていないのに。くふふ、タナボタ。」と冗談めかして笑う。

オクサマ、おいしいトコ取り。
2006年07月07日

オクサマは僕の真実を知ったよ

オクサマと道を歩いているときは、たいていの場合、僕が車道側に立つ。逆になっていても車が来るとオクサマを引っ張って場所を入れ替える。

別にこれは守ってあげようとかそういうことではない。どちらに立っていても車が突っ込んできたら二人とも危ないのには変わりはない。

僕としては『デカい方が車から発見されやすい』から、運転者に注意を払ってもらいやすい背の高い人が少しでも車道に近い側に立つのが合理的で安全だと思っているだけなのだ。

だが結果的には、効果の少なさも含めて、同じような行動に見える。


元カリスマホストが語る「合コンの奥義」』を読みながら、気遣いのプロセスについて話をしていたときに、この車道の話をした。

聞き終えたオクサマは「キュ、キュンキュンしていて損した!」と叫んだ。
2006年07月13日

僕はオクサマを起こすよ

半年ほど前に、ある起こし方を試し始めた。半年間の実験では、ほぼ全ての試行において成功が見られた。

1. 有無を言わせず、うつ伏せにする。そして背後に回りこむ。


 ____○_

2. 腰を持ち上げながら手前に引く。


 __/\○_

3. 正座をするように、足を折りたたむ。


 _⊆\○_

4.背後から覆いかぶさり、羽交い絞め状態で体を保持しながら、上体を起こす。


   ○
   /\
  __\

5. 体を引き上げ、ベッドの上に立たせる。


 ○
 个
 人


6. 「起きちゃうから、これ嫌い!」と文句を言いつつ、オクサマは目を覚ます。


 ○ < 起きたくないー。
 个
 人


半年の成功結果を持って、ここに僕とオクサマの寝起き大戦争終結を宣言する。
2006年07月18日

オクサマは勝ち名乗りを上げたよ

僕が観察した範囲ではオクサマは45分と75分の女である。シャワーを浴びてから出かける準備が完了するまで、平日は45分、休日は75分かかるのだ。

先日、二人で買い物に出かけることにしたとき、休日で準備に75分かかると言うことは最寄駅に着くのは4時頃か、と僕は計画を立て始めた。そして予定している買い物とその吟味にかかる時間を考えると途中で店が閉まってしまいかねないので、オクサマをせかした。するとオクサマは「そんなに遅くならないもん」と言い、また急かされるのが不愉快であると意思表示しながら、準備を始めた。

しかし、「いけない!このままじゃダンナチンの言うとおりになってしまう!」と眉毛を描いたり、「きー!くやしい!ストレス発散!」と僕の腹に猫パンチを入れたりしながら、準備に奔走していた。

そして予想通り4時ちょうどに駅に着いた。僕は勝ち誇った。しかし「いつも同じ時間で準備が完了するオクサマのほうがすごい!」とオクサマが勝ち名乗りを上げた。
2006年07月22日

オクサマは難易度が高いよ

街中を歩いているとき、時々つまづいたりすることがある。そういう時オクサマは「何も起きてないよ」と平静を装い、見てない振りをすることを暗黙のうちに僕に要求する。

先日、街中を歩いていたときのこと、エスカレータを降りかけたときにオクサマが軽くつまづいた。

いつも通り気に留めずにいたら、抗議された。見て見ぬ振りをしたのに何の抗議か聞いてみたら「今は痛いって言ったから気遣ってほしかった」と言う。

あの前振りでその要求は理不尽で無茶で難易度が高すぎだと今度は僕が抗議する番だった。でも、その予想もしていなかったオクサマの一連の行動を考えていたら、つい笑ってしまった。

オクサマはそんな僕に「思いつくままに行動するだけで喜んでもらえるなんて、いい結婚した!」と笑う。

いい結婚した。ぜんぜん予想ができない。
2006年07月25日

結婚式のアルバムについてホテルと話をしたよ その3

引越しの後始末が落ち着いたころ、ようやく、ホテルに向かいアルバムの受け取りをしてきた。

内容を確認し受け取り、そしてアルバムにかかる費用は全額返金となった。

これが、前回の席で我々が『装丁にかかわった費用はお支払いするが、カメラマンの撮影ミスであるとホテル側が認めた経緯からも撮影に関する技術料はお支払いできない』と伝えたことに対するホテル側の回答だった。

アルバムはセット料金であるため(つまりドンブリ勘定か、教えると都合のよくない内訳が含まれていると推測される)、このような対応をホテルは取らざるを得なかったのだと思う。ホテルも商売だし、セット料金内で色々工夫しているのは仕方のないことだと思うが、今回はそれを逆手に利用して最大限の譲歩を引き出させてもらった。

帰って改めてアルバムを確認する。いくつかの対応のおかげで、最初のときよりは希望には近づいたが、少し物足りない。

「このアルバムを見るたびに、結婚式を思い出すより先に、カメラマンの持込ができなくて残念だったなって思い出しちゃうね」とオクサマは言う。アルバム自体の他に思い出を得たことに二人で苦笑いをしたよ。
2006年07月27日

オクサマは僕を観察するよ

『ハウルの動く城』をテレビ放送していたときのこと。僕がそれを見て大笑いしていたら、突然オクサマが「ダンナチンが楽しそうだー!」と満面の笑みとともに諸手を挙げて喜んだ。

聞けばここ数日、オクサマの目から見て僕はすごくつまらなさそうにしていたらしい。オクサマの観察によると「仕事が終わったからだ」と言うことだ。そして「ダンナチンは忙しすぎても元気ないけど、忙しくなくても元気なくなるよね」と続けた。

確かに先日僕が参画していた面白い研究プロジェクトが終結した。そして今は余裕のあるスケジュールで次の準備をしている。

オクサマはよく見ている、と思って僕は少し照れくさくなった。照れくさくなったから、僕は再びテレビを見始めた。

そしてまたテレビを見て、僕が大笑いしていたら、再びオクサマが「ダンナチンが楽しそうだー!」と満面の笑みとともに諸手を挙げて喜んでいたよ。
2006年07月31日

二人でオーブンレンジを選ぶよ

今、僕らが使っているオーブンレンジは、僕が学生時分から使い込んだ10年物だ。結婚生活の最初のころには十分使えたので、僕がその時点での買い替えを渋ったのだ。

オクサマは、「ダンナチンはずっと使っているから愛着があるだろうけれど、オクサマはコイツのいいところ見ていないんだよなー」と言いながらも「もうちょっとがんばれよ、おじいちゃん」といいながら掃除しながら使ってくれていた。

しかし、ここ最近、食パンの焼きムラが見られ、またファンの動作音が少しずつ変化を見せ始めた。毎日使うものなので効率を考えて最新機種に買い換えることにした。

この先10年くらいは25リットル前後の二人暮らし向けで十分だろうと考え、物色しはじめたのだが、どのメーカの製品も機能上の差があるようには見えない。そこで二人で相談し、縦開き扉でターンテーブル無しの製品ならどれを選んでも使い勝手に差はなさそうだと言う結論に至った。そして僕とオクサマはそれぞれの視点で選びはじめた。

こういうとき、たいてい、オクサマはシンプルなデザイン・配色の製品を探し、僕はダイアルなどの稼動部が少ない製品を探す。今回も、一時間ほどの検討で二人でその意見がある程度一致したので一つの製品を選んで購入した。

だけど今までだと、購入に至るまではこんなにスムーズではなかった。最初のうちは予算内でそれぞれの希望のものが見つけられないことが多く、そしてお互い一歩も引かないからよく喧嘩していた。最近は、相手がなぜそれを主張するのかに理解が及び始めたためスムーズに結論に至るようになった気がする。

オクサマがデザインにこだわって製品を探すのは、たやすく買い換えられない製品を妥協して選ぶと、そのデザインが気になったまま使い続けなくてはならずストレスを感じるからだし、僕が稼動部が少ない製品を探すのは稼動部が多くなれば壊れやすくなると考えているためだ。(今回はスペックに差がなかったのでスペックは無視したけれど僕の場合はスペックを優先することも多い)

「良いと思う理由が違うけれど、お互いが同じ答えにたどり着くのは楽しいね」とオクサマは言い、僕はそれに賛成した。

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