先週末、条件にあう候補地を見に行った。いずれも山手線の駅まで電車で20~30分程度の地域だ。ちなみにオクサマはちゃんと起きた。
事前に下調べした不動産屋に向かい、いくつかの物件を紹介してもらった。そして物件を見ながら周辺の情報を担当者から聞き出したり、携帯から
Google ローカルを利用して店の数や種類、位置関係などを参照した。いずれの候補地も、生活しやすそうな地域であることをオクサマと確認した。
あとは条件を満たす物件さえ見つかれば、住んでいけそうだと話をした。しかし、その物件が見つからない。今回紹介してもらった物件は、いずれも良い部屋ではあったけれども、希望する2LDKでないこともありいまひとつ心が動かなかった。たとえば、こんなのだ。
・家賃95,000円
・駅まで徒歩8分
・築5年
・2DK 46平米
・システムキッチン
・収納2間
・二階建ての二階
・駅からは大通りを通って帰ってこれる
・物件はその大通りから一本入った静かなところ
最優先の間取り条件が異なっていることも決め手を欠いた理由のひとつだが、この部屋じゃないと他はないと思わせるものはなく、見送りをした。これは、前回の物件探しでは、丹念に探したらまさに希望する物件が出てきて、途中で妥協しなくて良かったとつくづく思わされたことが大きい。
ちなみに、僕らの条件は「今より広く」「家賃が今より3~4万円安く」「水周りが今と同じ位清潔で」「通勤や買い物にそこそこ便利な」物件なのだ。今、住んでいる物件は、立地の良さを考慮すれば部屋の条件は良いと思っている(暮らしてみて間取りと家賃と、今後を考えて引越しをすることにはなったけれども)。
つまり今回の物件探しでは、場所や立地の条件を譲るとはいえ、今の好条件な部屋を基準にして、わがままな条件を加えることになる。
不動産屋にしてみれば面倒な客であることこの上ない。
自覚はある。しかし、都内でも数万を超える空き物件があるうち、住めるのはたった一つだ。幸い、次回の更新時期までまだ1年近くある。条件は厳しい分、時間をかけて納得できるところを探そうと考えている。そうなると良い不動産屋にこだわると余り効率的ではない(候補地の情報収集にはとても助かったけれども)。
候補地の立地や平均的な物件の状況は把握できたので、候補地を対象に
HOME'Sの新着物件メールを利用して網を張っておくことにした。不動産屋の良し悪しや内装は実際に内見して確認することになるだろうけれど、ひとまずはこれで十分だ。
Google ローカルを併用した、ものぐさな物件探しの始まり。