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2005年11月01日

オクサマは照れてから凄んだよ

僕は会社を早退し、オクサマと一緒にホテルに衣装やアイテムを持ち運んだ。ドレスとヘアの打ち合わせも終わった。

結婚式まであとわずか。しかし僕の仕事はなぜか忙しい。帰ってからは、そのほかの準備も進めたいところだったけれども、体力の回復するために僕はベッドに横になっていた。

一方、オクサマは寝室のパソコンで誓いの言葉を考えている。僕はかまってもらえなくてちょっとつまらなくなってきた。僕がちっとも仕事から帰って来ないと憤慨するオクサマの気持ちが少しわかったような気がする。だから、机で作業しているオクサマに、来いよ、かわいい人、と言ってみた。オクサマは一瞬虚を突かれた後大照れしていた。

「ひゃー、こ、困る!かわいい人っていわれた!」

困られた。じゃぁ、いいや、と背を向けると「オマエ、何でそこであきらめるんだよ。ぁん?」とすごまれた。

女心と秋の空。
2005年11月02日

オクサマは僕に笑顔を見せないよ

家に帰ったらオクサマがアルバムを作っていた。このアルバムは食事会の席上、僕らの小さい頃をみんなで見てもらうために渡す予定のもので、僕とオクサマのそれぞれの分を作っている。しかし、残念ながら、僕がぺらぺらになって帰ってくるためアイディアを出すのが精一杯で、二人分のアルバムを作る作業はほとんどオクサマに頼りきりだった。

一生懸命作業するオクサマの頭をなでたら「ん?」とオクサマは顔を上げ、「なんだ?」と言いながら、にぱっと笑った。そのオクサマの笑顔が僕にはとても気持ちよかったので、その後、もう一度なでた。やっぱり顔を上げて、にぱっと笑った。

……た、楽しい!

もう一度なでて、にぱっと笑うオクサマに、頭をなでると必ず笑うね、と指摘するとオクサマは憤慨した。「ペット扱いされた!もう笑わない!」

それでも、もう一度、なでた。すると、やっぱりにぱっと笑ったあとに、「く、くそー!つい、笑っちゃうんだよ!」と悔しがった。

オクサマは、頭をなでられても、二度と顔を上げなかったよ。
2005年11月03日

オクサマは夢中で泳ぐよ

僕の仕事も忙しいけれども、週半ばの祭日、なんとか休みを取ることが出来た。

朝、ベッドで横になっているオクサマに結婚式の準備をしようと声をかけると「スィースィー」と言いながらオクサマの手足がうごめいた。昨日の夜、僕が寝てからも作業をしていたようなので、まだ寝たりず、少し寝ぼけているみたいだった。

なに?と聞いたら「古式泳法だよ。」「逃げているんだよ。」と回答があった。

準備しなくちゃいけない現実から逃げたいのか。

でも結婚式は今週末だよ、とオクサマの耳元でささやいたら再び眠りに落ちたよ。
2005年11月04日

結婚式の準備は佳境を迎えるよ

オクサマの働きによりアルバムができた。残りの準備はピン札の用意と、両親への手紙に誓いの言葉、それと。ブーケセレモニーでのプロポーズの言葉。

準備は進んでいく。だけれど、数日前だというのに、ちっとも自分のことじゃないみたいだよ。
2005年11月04日

オクサマと週末を迎えるよ

土曜日になると、オクサマと一緒に見る番組がある。「ブロードキャスター」だ。

僕が平日仕事でほとんど家にいないこともあって、普段はオクサマとはすれ違いが多い。でも土曜日の夜に、一週間のニュースを追っかけながら一緒に会話をすると、なんとなく一週間分の時間を共有した気分になれるのだ。

実は、以前、土曜日の夜に用事があったときは録画をしたこともある。いや、自分でも録画をしてまで見る性質の番組ではないと思うのだけれども『我が家の週末』を迎えるために必要なのだ。オクサマに、そう録画した理由を伝えたら大笑いされた。

大笑いされたけど、以来、我が家では土曜日の10時になるとオクサマが「週末が来た!」といってうれしそうにテレビをつける。僕も楽しい。

そしてたいていの場合は「あぁ、世界不思議発見を見忘れた。」とオクサマは気付いて愕然とする。オクサマは、ミステリーハンターの一人の女性の内面やファッションを素敵だと思って、出演を気にかけているようなのだけれども、タイミングが悪いことにいつも彼女が出演する回を見逃すのだ。

だから、あるときから我が家の週末は土曜の9時になった。しかし、まだ彼女は出てこない。
2005年11月05日

明日、僕と彼女は結婚を誓うよ

オクサマ、結婚式の準備するぞ!と仕事を終えた僕が家に帰ったのは金曜の深夜2時だった。すると「やっとダンナチンが帰ってきたと思ったら、ペラペラになっている!」とオクサマにしがみつかれた。動けない。

おまけに疲れ過ぎて眠いのか、オクサマと会話してもうまく答えられない。何も考えられないというのはまさにこのことか、と思いつつ、オクサマと残件を整理して紙に書き出して眠った。

翌日起きて昼過ぎから残件を分担し、それぞれ別行動をとった。僕の分担は心付けのための両替をすること、ビデオテープなどの残った買い物をすること。しかし銀行での両替は平日3時で終了していることが判明した。ローソンATMで2000円札のピン札を、そしてホテルの外貨両替窓口を利用して5000円札を手に入れて何とか危機を回避した。家に帰ってから、ぽち袋に心づけをいれた。両親への手紙も書いた。

そして、会場のホテルに向かい、すべて担当者に引渡し、結婚式の準備は完了した。担当者の明日は楽しみましょうね!という言葉で、少し現実感が増した気がする。

明日、僕と彼女は、家族みんなの前で結婚を誓うよ。
2005年11月07日

オクサマにプロポーズしたよ(ブーケセレモニー)

『永遠とか、一生とか、途方もない約束はできないけれども
 今日けんかしても今日のうちに仲直りする今日の分の約束はできる。
 少なくとも今まで、そうやって一日一日過ごしてきたし、
 これからも努力して一緒にすごしていきたいと思う。
 僕と一緒に、結婚を誓ってくれますか?』

家族みんなの前で、オクサマにブーケとともにプロポーズをしたよ。

オクサマは「はい」とブーケを受け取った。

そしてブートニアがオクサマの手によって僕の胸に収まったよ。
2005年11月07日

ウェディングキスの場所を議論したよ

結婚式の前日、僕とオクサマは熱く語った。ウェディングキスは頬か唇か額にするのかという命題についてだ。

「唇は断固ゆるさまじ!」とオクサマはいい、「そもそもダンナチンは家族みんなの前でオクサマの唇にチューできるのか?ん?ん?」とオクサマは問うてきた。

できる!と答えたものの、想像するだけで照れる僕を見てオクサマは「ほーれ、見たことか」と勝ち誇った。

じゃぁ、と思って僕は、試みに、オクサマの額にキスをしてみた。

するとオクサマは額を抑え、「おでこがじんじんするー!」と悶え、「三つ目が、三つ目が開くー」と自らが三つ目族の子孫であることを告白した。
2005年11月08日

家族みんなに努力を誓ったよ

ブーケセレモニーの後、二人で結婚を誓った。

誓いの言葉では、今日この場を迎えるにあたって助言・手助けをしてくれた人々への感謝を述べた。そして僕らが今までの経験から学んだ、なすべき努力を家族に誓った。困難を乗り越える努力、互いの信頼にこたえる努力、互いの意見に耳を傾ける努力、互いに愛情を注ぎ続ける努力。

そしてオクサマの左頬にウェディングキス。3秒数える余裕は、あった。でも緊張した。

セレモニーはあっという間に終わった。
タグ: 結婚式
2005年11月11日

家族と食事をしたよ

家族みんなに結婚を誓った後、会食をしたよ。

ケーキ入刀や家族紹介、僕らの小さい頃の写真をアルバムにして見てもらったりしながら、食事をした。家族とゆっくり話が出来た。

そして、2時間あまりで食事会は終わった。部屋に戻ると、オクサマが「終わっちゃったね。」とつぶやいた。僕も、ものすごく充実感を感じていた。

これで一区切りを迎えたよ。
タグ: 結婚式
2005年11月11日

オクサマはクリスマスを企むよ

オクサマと買い物に出かけた。街はクリスマスに向けてイルミネーションが灯り、クリスマスツリーが飾られていた。

クリスマス色が高まる街並みをを見たオクサマが「ダンナチン、クリスマスプレゼントは何が欲しい?」と質問してきた。

うーん、と考えていると、すかさずオクサマは提案した。「じゃぁ、ダンナチンにはクリスマスツリーをプレゼントするよ!オクサマにはネックレスをプレゼントしてね!」

オクサマは、オクサマ自身が欲しい二人で使うものを僕にプレゼントする。二人で使うから僕にプレゼントしたにもかかわらずオクサマはそれを楽しめるのだ。

苦笑いする僕に、オクサマはさらに続ける。

「オクサマ、おいしい!」「いやー、いい結婚した!」そして「かわいそうになー、ダンナチン。でも、もう結婚したから途中で止められないんだ。残念だったな!」と肩をぽんぽんと叩かれた。

ここまで僕は一言もしゃべっていない。恐るべし、オクサマ劇場。
2005年11月12日

結婚式をオクサマと振り返ってみたよ

オクサマと結婚式を振り返った。結婚アドバイス・ブックに参加して投稿してみた。

■結婚式場の決め手:担当者



「ホスピタリティって大事だねえ」とオクサマは担当者にほれ込んだ。僕も同意見だった。

式場選びでは、会場の雰囲気やサービスも重視したけれど、担当者が決め手になった。いくら僕らが勉強したといってもプロの手を借りないかぎり実現できないことが多くある。僕らの希望を、上手くスタッフに翻訳して実施してもらう担当者がいてこその結婚式運営だと思っている。

準備の間も僕らの無理難題に嫌な顔一つせずに行動し付き合ってくれた。もし、実際に行動を起こさず、口先だけで対応されていたら、僕らは難しいことを要求したから仕方ないんだと納得しつつも残念な思いが残ったと思う。個人的にも学ぶことが多かった人だった。無駄だけど無駄ではない作業というのはあるのだ。

あと当日も、スタッフが上手にサポートしてくれたおかげで、なんの憂いもなく結婚式を楽しむことが出来た。

■結婚式のスタイル:人前式



「ダンナチンが神に誓うくらいなら家族に誓うと言ったんだよ」

家族に結婚を誓っておけば、誓いを守れなくなってきたら『お前ら約束が違うじゃねえか』と手も口も出てくるだろ?と主張する僕の希望が通った。僕個人の意見としてはバイトの神父や牧師に誓うよりは合理的だと考えている。

宗教を否定するつもりはない。宗教が心のよりどころになるという意見には一理あると思っている。またクリスチャンの友人が、結婚式で自身の信仰の下に結婚を誓ったのは美しいと思った経験もある。しかし、僕のように信じていないものが誓ったら、本当にただの形式になってしまい無意味だと感じたのだ。

人前式のスタイルを採ることで、自分達の言葉で結婚の誓いを伝えた、と有意義に感じることが出来た。


■結婚式の規模:少人数(家族)



「私は迎えられる立場で、妻じゃなくて嫁なのかー?」とオクサマがむくれたこともあった。

当初、結婚式には親戚や友人も呼ぼうと思っていたが、僕自身が田舎の長男という点がネックになった。うちの父が結婚式を「親戚への挨拶としての場」と捉え、「迎える立場」「嫁だから○○」という点に基づいた主張を繰り広げ、僕らの結婚式に対する意識である「対等な立場で結婚を誓う」という主張とは全く一致が見られなかったのだ。

そこで、僕ら主催での結婚式と、僕の実家のある場所で父主催での親戚へ披露する場とわけることにした。僕の両親は、親戚の居住地を理由に東京で結婚式をあげることに対して難色を示していたのだが、これで解決した。

それと結婚式の規模が家族だけになったときの利点として、家族とゆっくり話が出来るという点がある。普通の結婚式を見ているかぎり、どうしても親戚や友人が優先になりがちで、親もあちこちに気を使わねばならないケースが多いようだ。それよりは家族だけで美味しいものを食べながら記念になる会食をするという選択肢は、よかったと考えている。

ただ家族、親戚、友人という対象ごとに会を分けると有意義な時間を過ごせる代わりに、ものすごい労力になるので注意が必要だ。

■結婚式の演出:ケーキカット、家族紹介、小さい頃の写真紹介


参加者は家族だけだと、盛り上げ方が難しかったり、場を繋ぐのが大変だと思う。家族だけなのに過度な演出はちょっと場違いだし。自然な演出をはさむ必要があるのだけれども、これが最後まで悩みどころだった。結果として小さい頃の写真は、お互いの家族は相手の小さい頃を知らないので、よい話のきっかけにはなった。また家族紹介も自分達の言葉で何かエピソードを沿えて相手の家族に紹介したことで、スムーズに話が出来たと思う。

■結婚式に向けての親との話し合い


「ダンナチンの親ってちょっと頭が固いよね。」とオクサマがついに気がついた!

基本的に、結婚式における親との話し合いは根性比べだと思う。僕の周りの人たちと話をしても、やはり結婚式に対する熱意は恐ろしいものがあるようだった。特に親戚との結びつきが強いと色々な思惑が絡み、一筋縄では行かない。東京の人は比較的その傾向が薄いような気がするけれど。

うちの親の場合は、状況を説明してこれで良いよね?と決めて確認をとって動き始めたところで話をひっくり返したり、まるで決定事項がなかったかのように同じ話をしてくることが一度や二度ではなかった。結局のところ、自分達の思うようにいかないとダメなんだということを悟った。

最後の方は、これは仕事だと割り切り、議事録を残し、最終決定はいつまでと文書を残したが、直前になって宿泊者の人数を変更してきた。やっぱり人の話なんて聞いてやしない。

たぶん、意見の一致が見られなくても、適度に聞き流して自分の土俵に持ってきつつ、親にも納得行くプランを提示して説得するのが有効だったのだろうと思う。僕らの場合は、結婚式と親戚披露をわける事で、親の意思の影響を最小限にとどめることが出来たつもりだけれど。

■結婚式の費用:約150万円



「もし結婚式と新居引越しを一度にしていたら、300万位を一気に使うことになっていたんだよねえ」とオクサマは恐れおののいた。新婚旅行もついたらものすごいことになりそうだ。

ちなみに僕らは家族だけの結婚式と規模が小さめだったが、なんとか全額、二人で出すことができた。

僕らが結婚式を挙げたホテルは、比較的良心的だったが所々「高い」と思う点があった。商売なので儲けどころがあるのは仕方ないとは思うが、カメラマンがホテル指定で、選択肢が一つしかないというのがちょっと予算的には厳しいところだった。ただ写真に残すというのは僕らが式を挙げた目的の一つだったで、お金の掛けどころとしては納得している。あと僕らもロイヤルスイートに宿泊したりポイントポイントで楽しむためのお金を使っている。

大雑把な内訳は以下の通り。

○ 会場会食費用 70万円


会食費用(15名)30万円
人前式費用 7万円
装花費用 10万円
演出用アイテム材料費 3万円
写真(3ポーズ3セット+スナップ) 25万円


○ 衣装 57万円


オクサマの衣装(+専用下着)   17万円
オクサマのアクセサリや靴 7万円
エステやネイルなど 4万円
僕の衣装 8万円
僕のアクセサリや靴 5万円
衣装持ち込み料 4万円
オクサマのヘアメイク 8万円
家族の着付けなど 4万円



○ その他 20万円


家族の宿泊費(引き出物代わり)  17万円
心付け総額 3万円


当初予算が100??120万だったが、ご多分に漏れず、費用はUP!
2005年11月12日

結婚式にかかった費用を計算したよ

結婚式にかかった費用を振り返ってオクサマと清算をした。結婚式費用は共通口座に貯めていた分でまかなうことが出来た。

それぞれ立て替えていた分を清算したところ、オクサマが立て替えていた分が10万ほどあった。「これが入らなかったら今月、危ないところだった。あぶねーあぶねー。」と一息ついていた。
2005年11月15日

オクサマは僕の言い逃れを許さないよ

慶事休暇が明けた初日、僕は定時に帰った。「なんで早いの?」とオクサマが問うてきたので、僕は、オクサマが待っていたから!と答えた。

「嘘だ!オクサマはだまされネェ!いつだって待っていたのに!」そして「むかつくんだよ、結婚式の前とかちっとも帰ってこないからよー。ほんとにさー。」とむくれた。

僕が早く帰ってきたにもかかわらずオクサマが怒るこの不思議。人はこれをやぶへびと、呼ぶ。
2005年11月16日

オクサマは僕に警告を発したよ

朝、目を覚ましたが布団から離れないオクサマを僕は起こさねばならない。このままヌクヌクしていたら二度寝をするに違いないのだ。

僕が布団を捲ろうと手を掛けたらオクサマは「いい?その布団を剥がしたら命はないぞ」と警告を発したよ。

僕は、僕が多少被害を被ってもその過程でオクサマは起き上がる、と判断した。そして、やれるものならやってみなよ!と布団を剥がして、オクサマの襲来に備えて構えた。しかし。

「ギャー!寒い!オクサマの命がなくなる!」

オクサマはもう一度布団をかぶって「寒いと死ぬ」と言ってヌクヌクし始めた。
2005年11月18日

僕は飽きずに pino を買いつづけるよ

仕事の帰り道、コンビニによる用事があったのでついでに pino を買って帰ってきた。オクサマ、 pino だよ!と声をかけると、僕をチラッと見て「もう寒いから pino はそんなに欲しくないなー。」と言った。ついに、この夏から続くオクサマの pino ブームは去った。

僕はここにオクサマの pino 終結を宣言する。


そう、宣言したんだ。僕が翌朝起きたらベッドサイドにpino の 空き箱が置いてあったのは僕の見間違いに違いない。お風呂に入って、僕が寝たあと、布団に入ってヌクヌクと本を読みながら夜更かししていたら、甘いものが食べたくなってオクサマが pino を食べたなんて、何かの間違いだ。

「ダンナチンはそうやってオクサマの行動を細部まで見透かす!むかつく!」というオクサマの抗議の声も空耳に違いない。
タグ: pino
2005年11月18日

オクサマは舌ったらずだったよ

同僚と食事をして、うちに帰ったらオクサマがソファで丸まって寝ていた。僕はオミヤゲを冷蔵庫に放り込むと、風邪を引くからとオクサマを起こしにかかった。

しかし、「眠いから寝ていたんじゃない!寒いから丸まって暖まっていたの!」と抗議しながら再びムニャムニャ眠りに落ちたオクサマを見て、しばらく起きないだろうと諦めた僕は一足先にお風呂に入った。

その後、僕がお風呂から上がってしばらくするとお腹が空いてオクサマは起きたのだが、「夕ご飯作るのめんどくさいなー。」とつぶやいていた。しかし面倒くさがりながらも何か料理をしようかと冷蔵庫を開けた。

その瞬間、オクサマは僕のオミヤゲを見つけて、叫んだ。

「こりぇ!こりぇにしゅる!」

寝起きのオクサマは舌ったらずに叫んだ。その日の夕食の献立は、ケーキとシュークリームになったよ。
2005年11月19日

結婚を決意したときを振り返るよ

結婚を決意したとき


男性が結婚を決意するのは、どんなときだろう。一般的には転職や転勤、引っ越し、彼女の妊娠などの「きっかけ」があってプロポーズを決意することが多いようだ。

僕の場合も、実は部屋の更新が契機になっている。ちょうどその時に借りていた部屋の更新が数ヶ月後に迫っていた。更新するよりは新しく部屋を借りて、一緒に住みたい、という話も出ていた。だが、当然のことながら、同棲していいよと理解を示す親はほとんどいない。親は、子供と自身の世間体を気にする生き物だ。お互いの責任の元に、親には相談せず同棲してもよいのだが、発覚したら話がこじれてスムーズに行く話がスムーズに行かなくなる可能性がある。僕にはそのリスクが大きいものに感じられ、避けるべきだと考えていた。

実は、以前に僕は彼女に一度プロポーズをしている。京都に旅行に行ったときに、清水寺のあの舞台で結婚を申し込んだら「キミ、飛び降りる覚悟か。」と突っ込まれて冗談ということになっている。どうも僕自身が気持ちを素直に表現することも苦手でそういう羽目になったのだが、その時には不安も大きかったのも事実だ。

二人とも、お互いが怪我や病気で失職しても、経済的にはなんとか出来る自信はあった。また、この前段階には父親の結婚観の話もあった。それでも、一緒に住むことを考え始めてから2ヶ月経って、ようやく結婚への結論に至っている。

実は、この過程では、二人でよく話し合っていた。何の前触れもなく、デートの最中に僕から結婚を申し込むのが彼女にとってはドラマチックなのだろう。でも、僕と彼女は、お互いの結婚への不安を良く話し合った上で合意して、改めて僕からプロポーズしている。経済的側面、仕事、将来のビジョンなどなど、ちょっと変わってはいるけれども、一番最初によく話し合った。これがあったから、その後の結婚生活でも不満や不安があったらコミュニケーションを取ろうという意識がお互いに生まれたのだろうとも思っている。

いずれにしても、僕の結婚のきっかけは部屋の更新で、決意に至ったのは二人でよく話し合った結果だった、ということだ。

他の男性や女性は、いつ結婚を意識するのでしょうか。あるいはどんなときに、結婚できないな、と感じるのでしょうか?もし差し支えなければ皆さんのコメントをいただけると嬉しいです。
2005年11月20日

結婚報告はがきを注文したよ

年始の挨拶に結婚式を挙げた報告をすることにした。結婚報告はがきは自己満足のような気がして躊躇していたのだが式を家族だけで挙げたということもあり、あらためて友人に新居の住所や連絡先を伝えるために送ることにした。

意外にも、シンプルなデザインが用意されていたというのが、決め手だったかもしれない。

最短3日でお届け!結婚報告はがきの「アンビエンテ」
結婚報告と年賀状を兼ねて 結婚報告はがきの『ビー*リング』
2005年11月20日

オクサマは黒田さんの結婚式の感想を述べたよ

オクサマとテレビを見て週末を過ごしていたら、今週の出来事として黒田慶樹さんと清子さんの結婚式のニュースが大きく扱われていた。

当日の朝、清子さんが散歩をしていたというニュースを見てオクサマがつぶやいた。「いいなー。準備は他の人がやってくれるんだろうなー。」「一人準備してて、途中で、もうこんな大変なことできない!と思うことはないんだろうなー。」


「大変だったんだよ。」と僕を見た。
2005年11月21日

結婚相手に求める条件を振り返るよ

結婚相手に求める条件


国立社会保障・人口問題研究所が2002年に実施した第12回出生動向基本調査 結婚と出産に関する全国調査と言うものがある(2002年とちょっと古いデータなのはこの調査は5年ごとに行っているためだ)。

この調査によると、男女とも、相手の「人柄」「家事・育児に対する能力や姿勢(家事育児)」「自分の仕事に対する理解と協力(仕事理解)」の順で重視していることがわかる。一方で「職業」「経済力」「容姿」の条件は1992年から、男女ともほとんど重視していないようだ。13年前、僕が中学生だった頃は「結婚条件は三高」というキーワードがあったが、当時から女性は「学歴」を考慮はするものの重視していないし、今はさらに重視しなくなっている傾向にあることがわかる。


そのほかのデータを見比べていると、専業主婦になりたいという人が減少していることが見て取れる。この流れにより、仕事のキャリアを積んだ女性にとっては、結婚しても仕事を続けられる環境が整う人であることが結婚相手の条件になるのだろうと推測できる。自立した、キャリアのある人が無理して結婚しないという選択肢もあるということは、結婚を決意したときというエントリに頂いたコメントからもなんとなく伺えている。

翻ってみると、僕の場合、よくぞ彼女のツボにはまったと感じる。僕の場合はものすごく人柄がよいわけでもないし、特別家事能力が高いわけでもない。ぜいぜい彼女の仕事に対する理解があるくらいだが、データによるとごく一般的な傾向のようだ。しかも彼女はその条件を求めてはいなかった。

心当たりといえば、「家事育児」のうち料理だろうか。彼女はよく僕に胃袋をつかまれていると言う。同じものを美味しいと感じ、僕が作った料理を美味しいと食べてくれるのだ。それ以外に結婚相手として満たした条件は、多分何かあるのだろうけれども、気恥ずかしいので聞いてはいない。ないならないで、ショックを受けるし。

僕が彼女と結婚した理由


僕の場合、彼女を選んだのは上記の選択肢で言うなら「人柄」「経済力」「仕事理解」だった。もう既に結婚しているので、求める条件ではなく、なぜ結婚したのかと言う切り口で整理してみる。

「人柄」


彼女となら、一人よりも充実した毎日を送れるという確信があった。なぜなら、彼女は僕の予想をよく裏切り、予想もできない言動で僕を笑わせてくれるのだ。軟禁されそうになったときは笑い死ぬところだった。そして僕と考え方や感じ方が全く違うため、意見が合わないときもあるけれども、僕自身が気がつかないことを教えてくれるときのほうが多い。そして、彼女の影響を受けて、自分自身が新しい価値観を知ったということも大きい。正確には人柄と言うよりも物の観点だが、それを重視したということになる。

「経済力」


別にいやらしい意味ではない(そう書くと余計にいやらしい気もする)。これは最悪、僕に何かがあっても、彼女は何とかできるキャリアがある。これが僕の結婚に対する不安を取り除く効果が大きかったように思う。何がおきるかわからないけれども、彼女が結婚生活に不自由を感じたときに、自分から離婚するという選択も出来るわけだ。もしくは、お互いが経済的に助け合う体制を選択できる。選択は多いに越したことはない。

なお、僕らの場合、なんとか僕が家計を支えることも可能だったが、彼女の希望で折半にした。僕に経済的に依存したくない、という彼女の心意気が好ましく映ったのも事実だ。

「仕事理解」


仕事と私のどっちが大切なのかという彼女の質問にためらいもなく仕事と答える僕には実はこれが何よりも大きい。正直、責任を持って仕事をしている以上、どうしても優先しなければならないときがある。自分の努力ではどうならない不可避なときもある。そんなとき、彼女は、渋々だけれども決して無理を言わずに理解を示してくれる。

ただ、これは一方的に彼女が我慢するものではない。このときに、これが純然たる僕の借りなのだと彼女は伝えてくれる。それが非常に明快なやり取りなので、女性の機微を読むのが下手な僕にとってはとても助かっている。仕事で遅くなることが重なって行くうちに怒りを蓄積されるよりもシンプルで、理解を示されていると感じる。その彼女の姿勢が続くかぎり、僕は結婚してもやっていけると思ったのだ。

みなさんが、結婚相手として重視するポイントはなんですか?「人柄」「経済力」「容姿」「学歴」「自分の仕事に対する理解と協力(仕事理解)」「家事・育児に対する能力や姿勢(家事育児)」の具体的には何でしょうか?それともそれ以外でしょうか?差し支えなければ教えてください。

また、結婚を決意したときというエントリにコメントを頂いた皆様ありがとうございました。様々なお話が聞けて、また、初めての方からもコメントがいただけて嬉しいかぎりです。引き続き、コメントをお待ちしております。

このテーマでは今までの「僕と彼女は結婚する」とは趣が異なりますが、僕の目を通して結婚準備の振り返りをしていこうと思います。ちょっとした余禄としてお読みいただいて、読んだ皆様のコメントや意見をいただけると嬉しいです。

余談。 このグラフを一目してある普遍の事実に気がつく。男性が結婚相手に求める条件に比べて、女性のそれはいつの世も遥かに厳しく、ハードルが高い。こんなに高いと僕も結婚できない。

タグ: 結婚
2005年11月22日

オクサマに頼みごとをされたよ

料理しているオクサマが、「開かないの。ダンナチン、これあけて!」と僕に調味料の瓶を渡してきた。

ん、と蓋をあけて渡すと「結婚ていいよねえ。」「蓋を開けてくれる人がいる。」としみじみ言った。しかし直後「いや、彼氏だったときでも開けてもらってたんだけどさ。」といきなり否定された。結婚を肯定されてちょっといい気になっていた僕は、口をあけて目を見開いてしまった。

オクサマは、僕の男心をもてあそぶ悪だ。
2005年11月23日

結婚までのスケジュールを振り返るよ

結婚式までのスケジュール


時系列で整理した記憶がないので整理して振り返ってみる。僕と彼女の結婚までの流れは、こんな感じだった。新居探しは結婚式そのものの流れとは異なるけれども、結婚の一部と言うことで合わせて表にしてみた。

日付   結婚準備 新居準備
10月 下旬 僕の両親に挨拶 新居探し1回目
11月 上旬 彼女の両親に挨拶  
中旬   新居探し2回目
新居探し3回目
下旬 両家の顔合わせ 新居探し4回目
12月 上旬 食事会 新居探し5回目
新居探し6回目
新居探し7回目
中旬   契約手続き完了
下旬   僕の引越し
1月 上旬    
中旬    
下旬 入籍 彼女の引越し
2月 上旬 結婚式の調整1回目  
中旬    
下旬    
3月 上旬 彼女の親戚に挨拶  
中旬    
下旬 式場探し1回目  
4月 上旬 結婚式の調整2回目  
中旬 結婚式の日取り決定  
下旬 式場探し2回目
式場決定(手付金10万円入金)
 
5月 上旬 彼女のドレス探し1回目
彼女のドレス探し2回目
彼女のドレス探し3回目
 
中旬 結婚指輪注文  
下旬    
6月 上旬 彼女のドレス探し4回目
結婚指輪購入
 
中旬 彼女ドレスの採寸と発注  
下旬    
7月 上旬    
中旬    
下旬    
8月 上旬 結婚式打ち合わせ1回目  
中旬  
下旬 僕の衣装の採寸と発注
結婚式の調整3回目
 
9月 上旬    
中旬 彼女ドレス仕上がり、手直し  
下旬    
10月 上旬 僕の衣装仕上がり
結婚式打ち合わせ2回目
半金40万円入金
 
中旬 彼女ドレス仕上がり  
下旬 結婚式打ち合わせ3回目
半金40万円入金
 
11月 上旬 結婚式  
中旬 僕の親戚披露食事会  


挨拶→新居探し→入籍→結婚式


僕らが先に新居探しをしたのは、二人で一緒に住むのは入籍してからにしてほしいと言う両親の希望に添ったものである。

それと、結婚式は入籍後にした。実は、挨拶に行ったころは僕も彼女も結婚式をやろうとは思っていなかったため、予定に入れていなかった。両家の顔合わせのときに、最終的には家族だけで挙式を執り行うことにしたのだが、引越し後に準備を始めることで両親には納得してもらった。

引越し後にしたのは、別々に住んでいる状態だと、二人の休みが合わないなどの理由で結婚式の準備をすることが困難に思えたからだ。せめて夜の1時間あるだけでも大分違うと考えていた。

挨拶から結婚式まで1年


しかしそれでも、今こうして振り返ると挨拶に行ってから結婚式までになんと1年かかっている。時間がかかった原因は結婚式場探しの遅れだと思う。実際に一緒に住んで相談はしやすかったのだが、それでも二人の休みが合わなかったり、疲れて寝てしまったことで、式場探しを始めるまでに時間がかかってしまった。

今振り返ると、式場を決めてしまえば、そこから3ヶ月あれば結婚式は出来ることが分かる。そして、衣装の発注から仕立て上がりまでにかかる時間も3ヶ月。これを全て並行してやっていたならば、出来ないことも、ない。

ただ、僕らの場合、彼女の好みがシンプル、という結婚産業においては特殊な好みで、探し出して決めるまでに時間を掛けるのは避けられなかった。そして、やっぱり休みが合わず、衣装探しを同時並行するのが難しかった。

たぶん今もう一度セロから始めたら、やっぱり同じだけの時間がかかるだろうと思う。かかるべくしてかかった1年間だったような気がする。

皆さんの「両親への挨拶から結婚式までのスケジュール」はどんなものでしたか?やはり1年?それともてきぱきやって数ヶ月?よかったら教えてください。特に数ヶ月で終わったよ、という方の段取りが知りたいです。

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ゼクシィ編集部

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2005年11月24日

オクサマは結婚を後悔したよ

「オクサマ、沖縄に住みたい。」

今年も、寒くなってきた。寒いのが苦手なオクサマは、今年も沖縄への憧れを口にした。

「ダンナチン、沖縄に住もう!移住しよう!」と言う提案は即座に却下した。だって暑いのダメなんだ、と答えるとオクサマは深い溜息をついた。

「この結婚は失敗だった。」

「オクサマ、次に付き合う人は沖縄の人って決めていたはずだった。」
「結婚して、あわよくば移住!とか思っていたんだ。」
「なのに、何で、ダンナチン、沖縄出身じゃないんだよ!」

「よりによって雪国って、なんだよ!」
「寒いんだよ、ダンナチンの地元……。ちぇー。」


とりあえず、僕は、暖房を入れたよ。
2005年11月26日

オクサマは、僕の不思議に気がついたよ

オクサマが仕事をやめて半年以上経った。休養と、結婚式の準備も終わり、当初の予定通りオクサマは再就職を考え始めたよ。

実はオクサマは新しい分野へのチャレンジを決めている。未経験が許されなくなる年齢に差し掛かっていることもあり、また将来出産した後も働くために、新しい分野で経験を積む最後のチャンスと考えているようだ。

夕食後、リクナビNEXTに登録をし、オクサマは志望動機と自己PRを考え始めた。パソコンの画面を見つめ、無言でキーを叩き、時々お菓子を食べ、一生懸命考え込んでいた。しかし、1時間もすると、お菓子がなくなり、「なんか、オクサマはお腹が空いているようだ。」と立ち上がった。

夕食が終わったばかりなのにものすごい食欲だったので、どうしたのか聞いてみると、想いもよらない回答が返ってきた。

「頭使うとお腹すくんだね。」

「ダンナチン、仕事では体を動かさないのに、ものすごいお腹すかせるよね?いっつも不思議に思っていたんだ。」

そして、「はっ!するとオクサマは結婚式の準備で頭を使っていなかったということになる!迂闊!」とショックを受けていたが、「まぁ、いいか」と立ち直り、新しいおやつを食べ始めたよ。

今日も我が家は平和だった。

時給1800円以上、未経験OKなど、お好きな希望条件で仕事探し
2005年11月29日

家計の見直しをしたよ

結婚生活が軌道に乗り始めたので、家計の見直しに着手した。その一つとして、家の電話をKDDIメタルプラスに切り替える手続きを行った。

電話基本料金1470円(まとめて割引なら1365円)と、大量のデータを扱うわけではないので中速度で最も安いプロバイダ料金が魅力的だったのだ。あわせてネットと電話の請求書が一元化できるのが選択の決め手だった。電話加入権が不要なのでこれから新しい生活を始める人にも良いかもしれない。僕は電話加入権を休止させて電話番号をそのままに乗り換えることにした(手続きも代行してくれた)。

初期費用と2ヶ月のADSL料金が無料になる上に3000円キャッシュバックの特典がつくのにも後押しされた(※2006.7時点で5000円キャッシュバックへの増額を確認)。

2005年11月29日

オクサマは僕に襲いかかるよ

オクサマが、友達と飲んで帰ってきた。

翌朝、早く家を出る予定だった僕は先にベッドで横になっていたのだが、オクサマは寝室のドアをガバッとあけ、「あ、ダンナチン、もう寝たの?」と言いながら「うぉーりゃー」となんとも間の抜けた掛け声とともに僕に襲い掛かってきた。

鼻息の荒いオクサマを抱えながら、その掛け声は何だ、と僕が笑うと、「襲いかかるときには、掛け声が必要でしょ?うおーりゃー。」と再び僕に乗っかって手足をばたばたし始めた。

「あれ?ダンナチンが楽しそうだ。これ気に入ったの?」と僕の表情から好感触を読み取ったオクサマは、しばらく「うぉーりゃー」と、ばたばたしていた。大笑いした僕はすっかり目が覚めてしまった。

「やった、ダンナチンが起きた。」

「ダンナチンが先に寝てるとつまんないんだよ。」と僕の就寝を妨げたオクサマは、一仕事終えたすがすがしい表情を見せたよ。

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