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2005年09月01日

オクサマは「さのじ」と呼ぶよ

あるとき、オクサマは「外で呼んでも恥ずかしくないダンナチンの呼び方を考える!」といった。

そして「さの字と呼ぶことにする!」と宣言したよ。


名前の最初の一文字をとった、さの字。中岡慎太郎が『慎の字』と呼ばれるようなものだがずいぶん間抜けな語感だった。

そう、オクサマは間抜けな語感が、好きだ。僕が大きな毛むくじゃらの犬を歩くさまを『もふもふ』と表現したら、しばらく犬を見るたびに『もふもふ、もふもふ』とつぶやいていたこともある。

僕が、名前や名前を変形させたいくつかの候補の中もあったのにこれを選んだということは、もはや外で呼んでも恥ずかしくないとかどうでも良くなっているんだろう?と聞くと「えへへ、オクサマかわいいだろー?」と笑ってごまかされた。


そして早速オクサマは僕を「さの字」と呼ぶ。「さの字、さの字」と繰り返して呼んだりもした。


そして3日たった頃、どんどん崩れはじめた。


「さのー」「三文字ー」「佐野ー」「佐野っちー」


もはや誰だかわからない。
2005年09月04日

夏の大掃除をするよ

少し遅めの夏休みを取って、オクサマと部屋の大掃除をした。

一時間ほどかけて本棚とか、机とか、クローゼットの中を整理し、僕はあらかた片付けたつもりでのんびりしはじめた。だけれどもオクサマが、怒った。

「さもんじ、ぜんぜん床掃除が出来ていない!」


オクサマは僕が汚れに気がついて、なお、掃除をサボったと思って憤慨していた。

しかし、そうではないのだ。僕は、汚れに対する閾値が低いというか、掃除に対する認識が低い。そのため、汚れていることに気がつかずにいることが多い。

そんなことは胸を張って言うことではないのだけれども、意外なところで認識の差が明らかになった。

僕とオクサマと『この状態は掃除が必要である』という認識を合わせて、床掃除をした。


部屋が綺麗になった。僕の目から見ても。

「それにしても、まさか、掃除が必要なことに気がついていなかったとは思わなかったよ。」「聞いてみるもんだ。」とオクサマは振り返った。

そして新たな事実も発覚した。

「今回だけじゃなくて、いつもダンナチンは汚れていても掃除をわざとしていないと思っていた。」

「ダンナチンはちっとも掃除をしてくれないとむかついていた。」


今日も夫婦のすれ違いは救われたよ。
2005年09月08日

オクサマは、僕がわかりやすい性格だと主張するよ

「さのじは、とてもわかりやすい。食いつきが違うもん。」

食事の後、ご馳走様、おいしかったと僕が言うと、オクサマは言ったよ。

「今日の食事は気に入ったんだね。聞いてもいないのにさのじは美味しい、美味しいと言っておかわりまでした。」

最近数ヶ月、オクサマに食事の準備をお願いしているのだけれども、その中でオクサマは僕の行動に有意な差があることを発見したようだ。いつも同じように感謝して食べていたつもりなのにそんな違いがあるなんて、指摘されるまで気がつかなかった。

「でも、普通のときは、一口食べたときにだけ美味しいと言う。」

オクサマの発言はとても興味深い観察結果だった。じゃぁ、それ以外のときは?と聞くと「ありががとう、とだけ言う。」という返答があった。

我ながらわかりやすすぎてびっくりだ。

「さらに味の感想を求めると、ちょっと塩味が…と言うけれど、私と同じ感想なので、まぁ、良いかと思う。」

味覚が同じでよかったと、心から思ったよ。

さもなくば……。


……さもなくばどうなるんだろう?
2005年09月13日

僕は今日も会社に行くよ

朝、出かける前に、僕は忘れ物がないか、オクサマとチェックすることがある。僕がよくハンカチを忘れたりするから。

「定期!」 もった。

「財布!」 もった。

「家の鍵!」 もった。

「ハンカチ!」 もった。

完璧! 「よっ出来る男!」



僕が得意げな顔をしたのを認めたオクサマはすかさず付け足した。

「最低限ね!」

今日の僕は(最低限)出来る男だ。


駅に行くまでちょっとニヤニヤしながら歩いたよ。
2005年09月17日

ホワイトボードを使いこなすよ

うちのダイニングキッチンのテーブルの上にA4サイズのホワイトボードがある。これが結構便利だ。

目的は近いうちにやるべきことを見えるようにしておくこと。

そしてふたりですることや問題点を書いておき、二人で共有しておくこと。すると、一方が忘れても一方が思い出せばいいことになる。


例えば買い物の項目が書いてある。

・ハンドソープ
・バター
・調味料トレー

ほかにもやらなきゃいけないことが書いてあったり、一時的に立て替えたお金が書いてあったりする。今月共通財布に入れた生活費の金額も。

・結婚式の連絡
・コンタクト用品1000円(オクサマ)
・8月の生活費50000円投入

やらなくてはいけないことを書いておけば、すぐに出来なくても忘れることがなくて、便利だ。僕は自分自身の記憶を信用していないので、忘れるために、書く。

ところで、最近オンラインで近いことが実現出来るツールを見つけた。

checkpadという自分自身のやるべきことをチェックするツールだ。僕とオクサマがそれぞれやるべきことをリスト化して、共有することでお互いのリストを確認しあうこともできる。そしてやるべきことのスコープをホワイトボードよりもより短くすることが出来るのが便利だ。

オクサマと一緒に使おうと思って見せたら「便利だー。」と反応があったあと「今はいい。」「使う時にはダンナチンに言うからそのときに登録してよ。」と却下された。

「ネットだとダンナチンは会社からもチェックできるだろー?」「監視されるみたいだし、いろいろやっていないのがばれるからヤダ。」

今も僕が家に帰ったら、ばれてることに、オクサマは気がついていない。
2005年09月23日

オクサマは飲むよ

喉が渇いたので冷蔵庫からお茶のボトルを取り出してコップに注いだ。

それをテーブルに置き、冷蔵庫にボトルを戻して振り返ると、テーブルの上のコップは空だった。

テーブルに座っていたオクサマに『ダンナチンのコップ空になった事件』を報告すると「怪しい奴がごくごく飲んで玄関から出て行きました!」と言う有益な目撃証言が得られた。
2005年09月23日

オクサマは気遣うよ

僕が飲んで帰った日、『のだめカンタービレ』最新巻をお土産に買って帰った。しかしオクサマは既に眠っていた。

オクサマの好きな土産を買って来たのに残念だったな!オクサマ!と思いながら読んで寝た。

朝起きてオクサマに買って来たよと伝えて出かけた。しかし会社で鞄を確認したら取り出したはずの『のだめカンタービレ』が入っていた。

家に帰って聞くと僕が起きる前に読んでいたらしい。そして酔っ払って読んだから良く覚えていないと僕が言ったのを聞いて鞄に仕込んだらしい。

「出来る妻の気遣いデスよ」と言われた。
2005年09月25日

僕の衣装をオーダしてきたよ

一ヶ月ほど前に、いつも僕がスーツを頼んでいるお店に行き、結婚式用のスーツを注文してきた。

僕の場合、ごくわずかに既製品のスーツでは肩幅や裄丈、ズボンの長さが合わない。特殊サイズのものなら合わないこともないのだが、肩や腕のサイズにあわせようとすると今度は腹回りや太もも回りが不恰好になってしまう。

そのためいつもイージーオーダを扱っているお店でお願いしている。今回も、安心できるので、そこでお願いするつもりで店に向かった。

しかし、店に到着して初めてベストと靴の予算をすっかり忘れていた事に気がつき、慌てて予算を検討しなおした。本当はいつも作っているデルフィノも良いけれど、ちょっとミーハーにロロピアーナとかゼニアの生地もいいな、と思っていた。だけど、予算とも相談して、もう少し実用的な生地を選ぶことにした。

式の後に仕立て直して普通のスーツとして着るつもりだし、僕らの式のスタイルを考えると実用的な生地の方が合っている。後で思い返しても納得行く結論だったので満足した買い物が出来たと思っている。

生地が決まったあとはオーソドックスなロングジャケット作ることにして、細部の様式を決めていき、最後に内ポケットのネーム刺繍を決めるところでちょっと悩んだ。

少しオクサマと相談して、僕の名前を入れるのは止めた。

結婚式の日付を入れることにしたよ。
2005年09月26日

オクサマは別れを告げるよ

「楽しかったよ。これでお別れだ。じゃあな、元気でな。」

三連休明けの朝、オクサマは僕に大仰に『行ってらっしゃい』を言った。
2005年09月29日

僕は本を読むよ

ここ数ヶ月、いくつかの仕事が重なって、月の半分くらいは終電ちょっと前の電車で帰宅する程度に忙しい。そんなときは帰宅したらご飯を食べて寝るだけになってしまい、ほとんど余暇が無い。

するとオクサマは、いつの間にか僕が仕事以外の本を読んでいないことに気が付いて「本を読まないダンナチンはなんか嫌なんだよう!」と苦情を言う。しかし、残念ながら、しばらく気分が乗らなかった。

昨日、仕事の本を買うために本屋に寄ったとき、ふと思いついて一冊の小説を買ってきた。家に帰って読み始めたら、読みふけってしまった。するとオクサマがまたもや苦情を言う。

「本を読んでいるダンナチンはオクサマのことをほったらかしで嫌なんだよう!」

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